konya2023 project Final year project「未来の雑居ビルの未来」
2021.01.16
2008年より始まった、松村ビルにおける建物再生プロジェクト「紺屋2023プロジェクト」は、 2023年(2022年度)まで実施予定でしたが、止むを得ない運営環境の変化により本年度いっぱ いで終了することとなりました。ただ、紺屋2023というプロジェクトと名称は無くなりますが、 建物と入居メンバーは最長で2023年3月まで存続する予定となっています。 そこで、「未来の雑居ビル」を目指し続けた紺屋2023の最終企画として、プロジェクトの終わり であると同時にその後の2年間の新たな企画・活動の仕込みともなるものを企画しました。 それは、2021年4月以降に空く部屋を3組のディレクターが2年間様々な表現の場として開くと いうものです。
空く(あく)を開く(ひらく)へ。仕事(work)と作品(work)が雑居するビルに。
疫病禍も加わり難しい進行環境ではありますが、2021年4月1日からのお披露目に向けて進めて 参りますので、ぜひご注目ください。
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紺屋2023最終企画「未来の雑居ビルの未来」
期間:準備期間~2021年4月1日
実施期間20201年4月1日~2023年3月31日
会場:松村ビル内数部屋 (401&501-現konya-stay、406号室-現空室を予定)
ディレクター:後小路雅弘・齋藤一樹・宮本初音(敬称略・五十音順)
企画:TRAVEL FRONT(紺屋2023等TRAVELERS PROJECT事務局)
運営:株式会社ショーソン
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【ディレクター】
■後小路雅弘 Masahiro USHIROSHOJI
1954年北九州市生まれ。福岡市美術館学芸員、福岡アジア美術館学芸員を経て、九州大学人文科学研究院教授。2020年3月に同大学院を定年退職し、現在は私設研究資料室「とかげ文庫」を拠点に、アジア近現代美術研究を進めている。
■齋藤一樹 Kazuki SAITO
1982年 京都府出身、福岡市在住。国内外の若手アーティストとの繋がりの中で、アートに関わる企画提案を行う。2017年に、アーティストが活躍するための場作り、社会との接点を拡げていく事業を展開するために 株式会社 sponge を設立。現在、アートコーディネイト・ギャラリー運営・商業施設やホテルでの企画・アートを活用したまちづくりなどを行う。[紺屋2023]の506号室に入居。
■宮本 初音 Hatsune MIYAMOTO
ART BASE 88 代表。福岡を拠点にアートプロジェクトやレジデンス事業の企画運営、アーティストファイル本の出版等をおこなう。主な事業に「ミュージアム・シティ・天神」, 「WATAGATA福岡釜山アートネットワーク」, 博多阪急 Art CUBE, 「秋の種」など。
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